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今年のアメリカLGBTシーンにおける大事件、結婚保護法（結婚を男女間に限るとする法律）の違憲判決を導いた女性Edie Windsorさん（83）が、Time誌の「My Person of the Year」(今年の人)に選ばれました。


(Edie Windsor by Edge Chicago)

結婚保護法（Defense of Marriage Act, DOMA）とは婚姻を「男女間での結合」と定義することで、同性カップルが除外するもの。

Edie Windsorは46年間連れ添ったパートナー女性であるThea Spyerさんから受け継いだ遺産について、DOMAのせいで、結婚した夫婦間では認められる相続税の優遇措置が適用されずに360,000ドルの贈与税が科せられた事から提訴、6月にDOMAの違憲判決を勝ち取りました。
（詳しくはこちら→歴史的快挙！米連邦最高裁、同性婚を否定する連邦法DOMAに違憲判決。）

今回の「今年の人」第3位という快挙に対しEdie Windsorは語ります。

「私は、異常な、現在進行中の結婚の平等への闘いに加わるただ一人の人間。」

「ゲイコミュニティこそが「今年の人」。そして私のゲイの兄弟、姉妹、全ての仲間とともに私たちの人生について世の中を啓蒙し、平等のために喜んで闘い続けるわ。」

「『今年の人』のトップに選ばれなかったけど、TOP5 に入る事は今年を終えるのに素晴らしいことで、私たち全てにとって歴史的な快挙。私にとってもすばらしいことで、Time誌を通じて私のストーリーを話すチャンスをもらったわ。」


たった一人でアメリカの歴史を動かし、何千万人というアメリカLGBTの平等に貢献した快挙。間違いなく「今年の人」でしょう。

(Source:Edge, Dec 11 2013,
http://www.edgechicago.com/index.php?ch=news&sc=&sc2=news&sc3=&id=152974 　)

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