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“HIV完治”と思われた男性2人から、再びウィルスが検出される。

こちら→HIVの完治例は今のところ3件。で以前お伝えしましたが、現在HIVが「完治」したと考えられていた患者が3人いました。


ところが、最近Boston Globeが報じたところによると、3人のうち2名から再びHIVが検出されたとのこと。

この男性2名は、HIVに感染していたものの、骨髄移植の手術後にHIVウィルスが検出されなくなりました。その後、研究のためにHIV治療を停止し、経過を観察。

今年7月時点での報告では、術後7週間及び15週間経っても、どちらの患者からもHIVウィルスは検出されませんでした。

ところが8月、1人の患者からHIVが検出、HIVの治療を再開しました。この時点で、もう1人の患者に対し、治療を再会するか確認したが、この患者は治療なしでの観察続行を希望。しかし8週間後にはウィルスが検出されてしまったとの事です。

現時点で「完治」していると言えるのは、いわゆる「ベルリンの患者」と呼ばれるTimothy Ray Trownさんのみ。彼は、珍しいHIVに抵抗力のある患者から骨髄移植を受けました。

今回の発表は落胆するものですが、治療に携わっている研究者は、「今回の発見もまた、HIV との闘いに貢献し、特定の方法の失敗を克服する事が重要だ」、と主張します。

主任研究者のTimothy Henrich博士は、「2人の患者でHIVウィルスが再確認されたということは、科学者が考えている以上に根強く、体内の深くに潜んでいるという事を示している」と述べます。

Henrich博士のグループは更なる研究を続け、例えばHIVウィルスが潜みやすい、肝臓や脳などの、今までは研究されてこなかった部所について、研究を進めるとの事です。

セーファーセックスを心がけましょう。

(Source:Queerty, Dec 10 2013,
http://www.queerty.com/hiv-returns-in-two-men-previously-thought-cured-via-bone-marrow-transplant-20131210/  )

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