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大手パスタメーカーのホモフォビア騒動。

世界の大手食品メーカ―であるBarillaのチェアマンであるGuido Barillaがホモフォビア(同性愛嫌悪)な発言をし、話題になっています。

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(by Queerty)


イタリアの50%以上、アメリカの4分の1以上の市場を占める大手パスタメーカーBarillaのトップが、イタリアのラジオで語りました。

「私は今までホモセクシャルの家族向けに広告をした事はない。もしゲイが好まないなら、他のブランドを食べれば良い。私たちにとって、伝統的な家族観というものが会社の基礎となっているのだ。」

「誰もが、周りに邪魔される事なくやりたい事をやる権利がある。私はゲイの家族による養子を全く尊敬していない。養子された子は選べないからね。」

これに対し、政治家でゲイの権利活動家であるAlessandro Zan氏は以下のようにコメントしました。

「これはイタリアにおけるホモフォビアの一つの例だ。私はBarillaのボイコットに加わるつもりであり、他の政治家もそうする事を望む。」

このような動きを受け、Barillaはすぐに声明を発表。、発言は家族における女性の重要な役割を強調したもので、ゲイを尊重する、と弁解しました。

以下、Guido Barillaの謝罪文です。

「昨日ラジオでの私のコメントに関して、論争や誤解を生んだ事、そして気分を害された人に対して謝ります。ここで明らかにしたいのは、私が何人も区別する事なく、誰に対しても深く尊敬しているという事です。ホモセクシャルや表現の自由をに対しても最大限の敬意を払っています。もちろん、同性間での結婚も尊重します。広告で、Barillaはいつも家族を象徴するようにしています。なぜなら家族こそが “もてなし”と “愛情”のシンボルだからです。」

パスタメーカーの会長、すぐに180度意見を変えるのは胡散臭すぎますね。ラジオが本音でしょうから、弁解なしで貫き通してほしかったですね。もちろんこのパスタは買われないでしょうが。。




(Source: Queerty, Sep 26 2013,
http://www.queerty.com/barilla-chairman-comes-out-as-a-raging-homophobe-urges-gays-to-eat-another-pasta-20130926/ )

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