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ローマ法王、LGBTを容認する発言。

ローマ法王Francisが教会のインタビューにおいて、LGBTの人々に対する寛容なメッセージを述べました。


「神がゲイの人を見たとき、慈愛の心をもってこの存在を認めるか、それとも彼を非難し、拒絶するか?」

インタビューアの質問に対しFrancis法王は、回答。

「私たちは新しいバランスを見つけなければならない。さもなければ教会の道徳体系は、新しさと芳しさを失って、砂上の楼閣のように崩れ落ちるだろう。」


これに対して人権団体のHuman Rights Campaign代表Chad Griffinがコメントを発表しています。

「最近のコメントで、Francis法王はローマカトリック教会におけるLGBTの人々の扱いについて、尊厳も平等もない長年の反対運動を巻き戻し、リセットボタンを押した。」

「今こそ、アメリカのカトリック司教会議もこれに続き、LGBTの基本的な保護にさえ反対する姿勢を取りやめるときだ。さもなければ、この優れた法王及びアメリカのカトリック教徒たちから取り残されるリスクを負う事になる。」

Chad氏はカトリック司教会議が弱者救済そっちのけで、昨年度は2百万ドルと反ゲイキャンペーンの最大の支援者の1人となっていることを非難しています。

Francis法王は、今年7月にも「もしホモセクシャルの人が善意を持ち、神の道を探求するのならば、私は裁く事はできない。」と、LGBTに寛容なコメントを発表したばかり。今回のコメントでさらに踏み込んだものとなりました。

保守的で、伝統的である事が権威の源泉である宗教において、このような大胆で開明的な発想ができる法王は素晴らしいです。カトリック教徒の中には、法王の開明的な考え方に不満を持っている人たちもおり、今後の進展が気になるところですね。

(Source: Echelon Magazine, Sep 19 2013,
http://echelonmagazine.com/griffin-pope-francis-presses-reset-button-on-lgbt-issues/ )

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