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1936年ベルリン五輪期間中、ヒトラーはユダヤ人の迫害を停止する事を約束。ソチ五輪におけるアンチゲイ法の停止との共通点?

1935年11月6日、アドルフ・ヒトラーは国際オリンピック協会(IOC)に、ベルリン五輪中の反ユダヤ政策を2週間停止する事を約束していました。

1935.jpg

当時のNYタイムスは、IOC会長のBaillet-Latourがヒトラーの決定に対し、「とても満足している」旨を報じています。

IOC会長Baillet氏はさらに、ベルリン五輪の参加ボイコットを呼びかけるアメリカ合衆国の啓蒙団体に対して攻撃しています。

「ボイコットの煽動は完全に政治的なキャンペーンであり、どの国の五輪協会もベルリンで五輪を開催する事に反対していない。」

彼は、ボイコット運動が資金的に豊富だが、「(彼らの主張が)ウソに基づいている」と非難。スポーツとは何の関係もない利害関係者によるトランプゲーム以外の何ものでもない、と非難していました。

その後のナチスドイツのユダヤ人の扱いは周知のとおり。翻って現代では今年ロシアがアンチゲイ法を施行しました。この法律の下、「伝統的ではない関係性」を促進するような活動をした場合、罰せられてしまいます。

先日、2014年のソチ五輪大会中は観客、選手には及ばない事をIOCに通達していますが、これは1935年のヒトラーが行ったことと同じですね。今回もIOCはロシア政府からお墨付きを得たと、楽観的に発表しています。歴史が繰り返されなければいいのですが。

こちらも参照→2014年ソチ五輪、ロシアのアンチゲイ法は選手や観光客に及ぶ?

(Source: Aug 13 2013, America blog.
http://americablog.com/2013/08/hitler-olympics-russia-sochi-2014-gay.htm )

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