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ヒトパピローマウィルス（HPV）は接触感染で皮膚や粘液に感染するウィルスであり、尖圭コンジローマの他、口腔がん、舌がんなどの癌の原因にもなりうるウィルスです（Wikipedia参照）。

Royal Liverpool University Hopsitalなどの研究者は「男性とセックスする男性はHPV関連の癌、特に肛門癌を罹患する確率がストレートの15倍である」事を発見。

その理由として、HPVワクチンは通常女性にのみ接種される事を挙げています。女性は子宮癌の予防のためHPVワクチンの定期接種が義務づけられており、そのため女性とセックスをするストレート男性の感染率が減少しているという事だそうです。

では、ゲイ男性をHPV関連の癌から救うにはどうしたらよいか。

「ゲイ男性の間でHPV関連の癌が増えていることを証明する十分なデータが出揃った。」と、16歳〜26歳のゲイ男性がHPVワクチンを定期接種できるようになるように押し進めている研究者は述べます。

現在既にHPVに感染している若いゲイ男性は未だ少数であるため、今後予防接種を行うだけで、ゲイ男性の間での感染率の大幅な下落が期待できるそう。

HPVはたとえコンドームを利用しても、被いきれない部分については感染可能性があり、自身が感染しているかどうかを把握する事が大事だとのこと。

気をつけましょう。


(Source: July 14 2013, Queerty
　http://www.queerty.com/study-gay-men-are-15-times-more-likely-to-develop-hpv-related-cancers-20130716/　)

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