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「隠れゲイは成功を求める事でゲイである事実を乗り越えようとする」という仮説に関する研究。

クローゼットゲイ(カミングアウトしていないゲイ)には、頭がよくて運動神経もよく、容姿にすぐれた人が多い?


1973年にAndrew Tobiasによって提唱された仮説「Best Little Boy in the World」(世界で最高の男の子。クローゼットの若い男の子は学問、スポーツ、容姿や仕事における成功によって、ゲイであるというセクシャリティを乗り越えようとするという説。) について、Dr. Pachankis及びDr. Hatzenbuehlerが検証しました。

この調査は、29歳以下で大学に通うゲイ及びストレート男性に対して実施されたました。そして調査の結果、「セクシャルマイノリティの男性は学問、容姿競争によって自尊心を満たそうとする傾向がストレート男性よりも強い」事が判明。「Best Little Boy in the World」説が立証されました。

この理由として、「隠している(ゲイであるという)汚名から目をそむけることができるとともにバレたときの保険となる」戦略となる可能性を指摘しています。

Dr. Pachankis及びDr. Hatzenbuehlerは、「名門大学であるYele大学でランダムに生徒を選んだとき、半分以上がゲイであったが、これは驚くべき事ではない」と語っています。アイビーリーグへの入学はクローゼットゲイの一般的な戦略とのこと。この戦略は「恋愛からの孤立」や「情欲を抑圧する事」に対する努力への代償。さらにこの戦略には多大な時間が必要であり、デートしない事への言い訳にも使えます。

研究ではさらに、「勉学における達成を自尊心の基礎としているゲイは、より孤独であると感じている」ことや、「他人に勝つ事を自尊心の基礎としているゲイは自らを不正直で攻撃的と考え、精神的苦悩を抱えている」ことなどが判明。

そういえば高学歴ゲイって意外と多い気がしますね。それでも彼らはいろいろな代償を払っているってことですね。。学校で勉強ができてスポーツ万能なあの子も実はゲイかも?


(Source:Queerty, May 10 2013,
http://www.queerty.com/best-little-boy-in-the-world-20130510/  )

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