RAINBOW INFO

Antiviral Therapyの最新号は、ハチの毒液に含まれるナノ分子は、正常な細胞に危害を加える事なくHIVウィルスを破壊できる事を報じました。


(By Queerty)

ハチの体液に含まれるMelittinという毒素はHIVウィルスやB型、C型肝炎ウィルスの堅いシェルを突き破り、腫瘍細胞に対して効果を示したそうです。科学者はこの毒素からジェルを開発する事で、HIVの拡散を防ぐ事ができると説明します。

「我々の希望は、HIVが広がるところでこのジェルを使う事で、初期感染を防ぐ事だ。ほとんどの抗HIV薬はウィルスの複製を抑制する事である。しかしこの複製を抑制する戦略は、HIVの初期感染に対しては無力である。また、ウィルスの中にはこれらの薬に対抗して複製するものもある。」

「ナノ分子のMelittinはウィルスの包みに入り、小さな気泡状の攻撃用複合体となり包みを破裂させる。そしてウィルスを丸裸にする。」

Melittinによる治療はまた、薬品にたいして抗体を持ってしまったHIV感染者にも適用できる。


(Source: Queerty Mar 8 2013,
http://www.queerty.com/study-bee-venom-shown-to-kill-hiv-20130308/　　)

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