ラトガース大学、ゲイ行為を盗撮されて自殺した生徒の名を冠したセンター設立へ。

Rutgers Universityは月曜、２０１０年にゲイ行為を盗撮され自殺してしまった当時大学１年生Tyler Clementi 君の名を冠したTyler Clementi Centerを設立すると発表。

(Tyler Clementi by Queerty)

Ratgers大学の事件についてはこちら参照→Rutgers(ラトガース)大学の事件に思うこと

このセンターは、大学とTyler Clementi基金の協力のもと企画され、傷つきやすい青少年が直面する問題についての研究、啓蒙施設となります。

大学の発表は以下。

このセンターは、新しいテクノロジーやソーシャルメディアの誤用、LGBTQなどの若者の自殺、青年期への移行や大学生活への順応、いじめ、そして大学環境の安全促進などのトピックについてのレクチャー、シンポジウム、トレーニングなどが行われる。

Clementiくんの家族は以下のように述べています。

「このセンターは、私たちの共有されたコミットメント、それは若者を取り巻く、急速に変化する世界を学ぶ事の新しいルールを体現する者であり、若者をサポートする事を目的とします。私たちはRutgers大学のユニークで高度な教育を賞賛します。そして私たちの息子の記憶にちなんだセンターができた事をうれしく思います。」

一方、大学の副学長。

「Tylerの死はRutgersのコミュニティに深い憐憫の情を興し、ネットいじめやゲイの若者の自殺について、世界中の興味を引いた。Rutgers大学は、文化的な発展にインパクトを与える進んだ考え方を提供してきており、またLGBTQコミュニティのニーズに適切に対応してきた歴史がある。今回の悲劇をRutgers大学に限らず、多くの若者へ手助けとなるように、Clementi君の家族と協力することは私たちの心からの願いである。」

(Source: Queerty, Feb 4 2013,
http://www.pinknews.co.uk/2013/02/04/study-straight-men-who-watch-porn-are-more-likely-to-support-equal-marriage/ ）