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ヨーロッパゲイのツアリズム産業に関する最新調査。

Gay European Tourism Association (GETA)がヨーロッパゲイのツアリズムに関する最新調査を発表。
europe tourlizm
(by Edge Las Vegas)


以下、ファクト。

 ヨーロッパゲイは年間650億ドルを旅行に費やす。これはアメリカとほぼ同額(ヨーロッパの人口はアメリカの3倍ではあるが)。
 ヨーロッパでオープンにゲイライフを送っている人口は全体の2.6%(これは国別で西ヨーロッパの5%〜旧ソ連、トルコなどの0.25%の平均値)。
 ヨーロッパ人以外の国から来たゲイ観光客 (アメリカ、カナダ、アジアなど)はヨーロッパの観光業に追加的に1,120億ドルをもたらす。
 ロンドン、パリは世界で3、4番目のゲイに人気の旅先(2011-2012,Community Marketing調べ)。
 ゲイ人口は2.6%と見積もられているが、ゲイ観光業の占める割合は、ヨーロッパ全体の観光業の8%にものぼる。

これらの調査結果に対し、GETAのディレクターは以下のコメント。

「ゲイ層は旅行産業にとって大きな市場だ。子供を育てていないケースが多く、可処分所得及び自由な時間が多い。特に夏休みなどのシーズン以外の時期に旅行を好む傾向がある。」

ゲイの購買力を理解している都市、ロンドンやベルリン、ストックホルムなどはLGBT層をマーケットとして捉え、ゲイ向けに様々なプロモーションを展開しています。

GETAの運営するGayWelcome.comでは3,500以上のホテルがゲイフレンドリーホテルとして登録されており、利用者はホテルを評価したり、経験を共有したりできるとのこと。ディレクターは以下のように述べています。

「ホテルは別に建物をピンク色にする必要はない。ただ、ゲイウェルカムである姿勢を示せばいい。」

うーん、ヨーロッパに旅したくなってきた…

(Source: Edge, Oct 27, 2012,
http://www.edgelasvegas.com/index.php?ch=travel&sc=&sc2=news&sc3=&id=138383 )

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The purpose of this blog is to introduce the LGBT scene in US, where LGBT business is developing rapidly, LGBT rights are being recognized broadly and LGBT people are playing important roles in various fields.

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I am around 30 year-old living in Japan.

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