
アメリカの由緒ある士官学校でゲイ・プライドが開催されるという記事。
アメリカでは1993年のクリントン政権時に、軍隊内でゲイであることを「言わない、聞かない」ことを条件に同性愛者の入隊を容認しました。しかし、これを逆手に取った軍部は「ゲイであることがオープンになった場合には除隊」することが出来ました。
昨年2011年9月に当規定が撤廃され、ゲイの軍人がカミング・アウトできるようになりました。(この撤廃はオバマ大の大統領選挙中のマニフェストに入っていました。オバマはLGBTフレンドリー!)
そして今年、さっそく士官学校でゲイ・プライドが開催されました。(アメリカはやること早いわ。。) ミリタリー・フェチのみなさんにとっては萌えなニュースではないでしょうか。。まあ、こんなことを書いているとまた禁止されちゃいそうなので控えますが。
また一歩前進のアメリカLGBTシーン、がんばってください!
(さすが士官学校、ケバケバしさの全くない、品位と規律あるゲイ・プライド。後ろに軍人歩いてるのが萌え。)

(大学の生徒。Team1のキャプテンなんだとか。こんなかわいいキャプテンから命令されたら死ぬ気で遂行しちゃう。)

(おまけ、大学のレスリング選手。)

「バーモント州の士官学校、初の「ゲイ・プライド週間」を開催」
Edge on the net, March 26
Source: http://www.edgeonthenet.com/news/national/news//131327/vt_military_college_holding_first_gay_pride_week_
オープンリーゲイが軍務につくことを禁じた「Don’t Ask, Don’t Tell」規定の失効後たった6か月で、最も歴史の長い私立士官学校が初の「ゲイ・プライド週間」を開催することとなった。
昨年9月、ノーウィッチ大学のLGBTクラブは「Don’t Ask, Don’t Tell」規定が失効した数時間後に初の集会を開いた。
そして今このクラブは、バーモント知事が基調講演を行う予定である初のLGBTイベント週間を計画している。多くの卒業生がキャンパスに戻ってくると期待している、とクラブの代表であり、ノーウィッチの4年生である22歳のJoshua Fontanezは述べる。
「彼らは心から言っていたんだ、『母校に戻ることを誇りに思う。このイベントはかつて僕らがここにいたときに起きることを期待していことなんだ』ってね。」
月曜日(3月26日)に始まるこのゲイプライド週間は、LGBTのレインボーフラッグにちなんで6日間開催され、「偏見、ハラスメント、いじめについてのワークショップやHIV検査、コンドームオリンピック(筆者注:コンドームを使ったゲームなんかをやるイベント)など、多岐にわたった講演やプレゼンテーションが予定されている。
ノーウィッチのオフィシャルは、(このようなイベントを開催するのは)アメリカの士官学校においてこのクラブが初めてだと思う。組織メンバーは他のアメリカ士官学校のメンバーにもパーティに参加するよう望んでいる。
30-35人がクラブの集会に参加し、3/4が学校の軍組織である「Corps of Cadets」に所属している。
3等幹部候補生で、5月より歩兵部隊へ任命されているFontanezは「Don’t Ask, Don’t Tell」が廃止されるまで、友人は彼がゲイであることを知らなかったと述べる。
Fontanezは常々将来は兵士になりたいと思っていたが、この国に尽くす職業を求めるならばセクシャリティを隠さなければならないと感じていた。「それは本当に僕が求めていて、愛していたことなんだ。だから僕が(セクシャリティを)犠牲にする必要がないことはとても偉大な事なんだ。」Fontanezは語る。
ノーウィッチは1300人の士官候補生と1100人の一般学生を有する。200人の士官候補生のうち115人が部隊入りを計画している。
「時は変わった。」とノーウィッチの副学長であるマイケル・ケリーは述べる。彼は卒業後27年間軍隊で過ごした後、学校に戻ってきた。ノーウィッチはまた、始めて女性士官候補生を認めた学校である。
「我々はミリタリー・コミュニティとして未来を見据えている、そしてそれは過去がどうであったかにとらわれることなく、また生徒たちがより輝かしい未来を歩めるようにリーダーシップをとることができるよう。」ケリーは言う。
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