ゲイフレンドリーを謳う企業は消費者にとってどのように受け止められているのでしょうか。
『LGBTを支持している企業のBuzz Score推移 (民主党支持消費者VS共和党支持消費者)』

(Source: YouGOV Brand Index)
オンラインマーケティングリサーチ会社であるYouGov はBuzz Scoreという指標を算定、発表しています。このBuzz Scoreとは、「広告やニュース、口コミなどを通じて、あるブランドについて何か耳にしたなら、それはポジティブなものかネガティブなものか?」を数値化したもの。
アメリカにおける2011年度の年間ランキングにはSubway(1位、41points), Amazon(2位、37.5points),Apple(10位、33points)などがランクインしています。
今回、YouGovは今年ゲイフレンドリーなニュースを提供した企業であるAmazon.com, American Apparel, Apple, General Mills, Google, Home Depot, J.C.penny, Revi’s, Macy’s, Microsoft, Nabisco, Nike and StarbucksをIndex化し、民主党支持者(主にLGBTフレンドリー)と共和党支持者(主に反LGBT)の数値推移を発表しました。
チャートを見ると、共和党支持者の間では数値が急激に低下している一方、民主党支持者の間では持ちこたえているのがわかります。この数値がLGBTの話題だけに反応するわけではなく、むしろメインストリームな広告やニュースの方が影響を与える割合が多いとも考えられるため何とも言えませんが、少なくともゲイLGBTフレンドリーなニュースはLGBT支持層の好感度を上げる(又は維持する)のに役立っていると言えるでしょうか。
特に驚くべき結果ではなく、まあそんなもんだろうと思っていたことではありますが、数値として可視化されると、LGBTフレンドリーな企業活動の影響が一目瞭然ですね。
(Source: Queerty Sep 12 2012,
http://www.queerty.com/survey-how-does-being-lgbt-friendly-affect-nikes-and-starbucks-bottom-line-20120912/)
『LGBTを支持している企業のBuzz Score推移 (民主党支持消費者VS共和党支持消費者)』

(Source: YouGOV Brand Index)
オンラインマーケティングリサーチ会社であるYouGov はBuzz Scoreという指標を算定、発表しています。このBuzz Scoreとは、「広告やニュース、口コミなどを通じて、あるブランドについて何か耳にしたなら、それはポジティブなものかネガティブなものか?」を数値化したもの。
アメリカにおける2011年度の年間ランキングにはSubway(1位、41points), Amazon(2位、37.5points),Apple(10位、33points)などがランクインしています。
今回、YouGovは今年ゲイフレンドリーなニュースを提供した企業であるAmazon.com, American Apparel, Apple, General Mills, Google, Home Depot, J.C.penny, Revi’s, Macy’s, Microsoft, Nabisco, Nike and StarbucksをIndex化し、民主党支持者(主にLGBTフレンドリー)と共和党支持者(主に反LGBT)の数値推移を発表しました。
チャートを見ると、共和党支持者の間では数値が急激に低下している一方、民主党支持者の間では持ちこたえているのがわかります。この数値がLGBTの話題だけに反応するわけではなく、むしろメインストリームな広告やニュースの方が影響を与える割合が多いとも考えられるため何とも言えませんが、少なくともゲイLGBTフレンドリーなニュースはLGBT支持層の好感度を上げる(又は維持する)のに役立っていると言えるでしょうか。
特に驚くべき結果ではなく、まあそんなもんだろうと思っていたことではありますが、数値として可視化されると、LGBTフレンドリーな企業活動の影響が一目瞭然ですね。
(Source: Queerty Sep 12 2012,
http://www.queerty.com/survey-how-does-being-lgbt-friendly-affect-nikes-and-starbucks-bottom-line-20120912/)
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Leosuke8
Kenjiさん
ブログの閲覧及びコメント、ありがとうございます!
確かにおっしゃる通り、そのようにも取ることが出来ますね。。
また、LGBTに関するニュースは全く影響を与えておらず、民主党員と共和党員の選好に影響を与える他の要因があるかもしれません。
ただしこのBuzz Scoreのような、マーケティングを代表とする企業活動の成果を消費者の感情(ポジティブ化ネガティブか)で数値化しようとする試みが面白かったのでブログで取り上げてみました。
出来ればLGBTのニュースに特化して数値を算定してみてほしいところですね。
Leosuke8
09
14
15:00
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Kenji
"民主党支持層にはいまいち影響を与えない割に、共和党支持層からの好感度は下がっている"とも読めなくもなく、このグラフだけだと逆に微妙だなぁと感じてしまいました。他の要因の方が大きすぎてこのグラフに意味があるのかも微妙で、なんとも言えないというところもあるのも仰る通りですが、パッと見の印象は上に上げた微妙な方でした。LGBT支持についてのニュースが特になかった似た業種・似た規模の企業のグラフとの比較が欲しいですね。
あ、初めてのコメントでした。いつもブログ楽しみにしています!
09
14
00:16