
先日、ワシントン州における同性婚の合法化についてお伝えしましたが、反対団体が消費者に対してスタバのボイコットを呼びかけました。
(ワシントン州の同性婚については→ワシントン州知事、無事署名で同性婚合法化!)
「スタバを飲まなければ1日が始まった気がしない。」というロイヤルカスタマ-を多く抱えるスタバ(実際SFのオフィス街では東京のコンビニ並にスタバがあり、通勤時間はどのお店も長蛇の列。。) にあって、どれだけの影響があるかはわかりませんが、僕らは積極的にスタバでお茶しましょう。逆に空いてよい??
シュルツのコメント「私たちが(同性婚を支持する)決定をしたからと言って、我々のビジネスが薄まることは全くない」というコメント、薄まるって表現がコーヒー屋さんぽくて好きです。
ちなみにスターバックス、Corporate Equality Indexは90、「LGBTに対する包括的な社会保険」が整備されておらず、残念ながら100点満点を逃しています。来年はがんばれ!
(Corporate Equality Indexについてはここ→ゲイの人々はここで働いたらどうだろう。)
Anti-Gay Marriage Group Wants Starbucks Boycott
(source: http://www.edgeonthenet.com/news/national/news//131193/anti-gay_marriage_group_wants_starbucks_boycott)
Edge on the net, March 22, 2012
3月21日、スターバックスがワシントン州での新しい同性婚に関する法律へ支持していることに対応して、同性婚に反対している全国的なグループが不買運動を呼び掛けた。
シアトルに本拠地を置く、コーヒー界の巨人の株主総会を受けて、ワシントンDCにある結婚についての全国的組織は「Dump Starbucks」(スタバを投げ捨てろ)抗議を宣言した。
このグループは、客がスタバをボイコットすることを呼び掛ける広告を、中東、東南アジアを含め、アメリカ全土で展開するだろうと述べた。当組織はワシントン州で最近通過した同性婚についての法律をひっくり返す住民投票を支持している。
「私たちは市民に対して誤った価値を強制しようと試みる会社に耐えられない。」とグループの代表であるブライアン・ブラウンはボイコットを宣言した書面にて述べている。
ボイコットへのコメントを求める、スターバックスに残された電話やメールメッセージは水曜日すぐには返信されなかった。
CEOであるハワード・シュルツは株主総会において、同性婚に対する会社の姿勢を正当化した。曰く「人権、そして多様性を受け入れる会社になるという私たちの観点から、我々の会社の姿勢は決められた。」
シュルツが「同性婚を支持するという決定は『私たちにとって決定が難しい何か』ではない」とグループに対して述べたとき、熱烈な賞賛を浴びた。
スターバックスは同性婚の支持を表明している北西部の著名な会社、例えばマイクロソフトやナイキのような、のうちの一つに過ぎない。
シュルツは会社のスタンスについて、3人の株主から質問された。うち、一つは「ごく少数の職員の私的な生活にのみ影響を与えるいくつかのせいで株主の経済的利益に危険をもたらすことに慎重であるか。」
シュルツは会社の成功は、「株主価値と直結するものであるが、働いている職員が自社に対して誇りを持てるかどうか、彼らが自分自身よりも大きなものの一部となっていると感じられるかが重要である」と答えた。
「率直に言えば、私たちがその決定をしたからと言って、我々のビジネスが薄まることは全くない。」
NOM(反同性婚団体)の共同設立者であるマギー・ギャラガ-は「抗議の主な焦点、全ての顧客が同性婚に対するスタバの哲学に納得しているわけではないという事を知るようになることである」と述べた。また同氏は広告キャンペーンに加え、全米中のスタバマネージャーに客が電話をし、彼らがどう感じているかを伝えることを計画していると伝えた。
「将来、もしスタバが同性婚のような社会的関心の高い道徳的問題について首を突っ込むことを控えることになれば満足する。」
全国的なゲイ権利啓蒙団体であるヒューマン・ライト・キャンペーンはすぐにスターバックスを支持することを顧客にお願いするキャンペーンを張ることを宣言した。
グループの代表であるジョー・ソルモニーズは「典型的な弱い者いじめの戦術だ。」と抗議した。
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