
ロンドンの伝統的なデパートであるハロッズが、おもちゃ売り場において男の子向けと女の子向けを厳格に分けることを止め、どんな性格・嗜好の男の子、女の子でも入っていけるように作り直した新しい売り場を発表しました。
この、ジェンダー中立的なアプローチはデザイン事務所のShedにより企画され、Toy Kingdom (おもちゃの大国)として知られるHarrod’sのおもちゃ売り場をいくつかの“Zone”、例えば、 “神秘的な森”や“スウィートショップ”などに分けているとのこと。
従来どおり、女の子向けにハローキティやドレスを着たお人形を特集したゾーン、また車や宇宙関係など男の子向けのゾーンも残っているそうです。
日本のデパートではなんだかピンク色でキラキラした女の子ゾーンと、ロボットや車などが置いてある男の子ゾーンは全く違った雰囲気を持っていて、明確に区切られているところが多いかと思います。でも、人形が好きな男の子だって、車が好きな女の子だってたくさんいるはず。
LGBTの認知が進んでいるイギリスでは、子供のおもちゃ売り場を女の子/男の子で分類するのは古いということでしょうか。
(Source: The Advocate, Aug 7 2012,
http://www.advocate.com/society/youth/2012/08/07/harrods-toy-department-drops-rigid-gender-lines )
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