
-Story-
ハリウッドの監督から結婚式のビデオ業者に落ちぶれた30代のザック。友人の有名映画監督の勧めで母校の映画コンテストの審査員となる。母校に戻った夜、近くのバーで出会い、そのままある少年と関係を持つ。翌日、コンテストの事前インタビューが開かれるが、なんとその少年、ダニーが現れる。さらに驚いたことに、ダニーが上映した作品「Judas Kiss」は過去にザックがこのコンテストで最優秀賞を獲得したものだった。ダニーのバックグラウンドがザックのそれと全く同じことを知り、ザックは、ダニーが自らの過去だと悟る。「Judas Kiss」の上映後、結局不本意な人生を送らざるを得なくなったことから、ザックは自らの過ちをダニーが繰り返さないよう、「Judas Kiss」の上映を阻止しようとするも、、(続きは是非見てください。)
-みどころ-
まず、ストーリーについて淡々と進んでいくけれどまあ、飽きることなく見せてくれます。若干SFチックで意味不明な場面がありましたが(英語版で観たので理解できず。。)
それよりも、脇役の一人、クリスがポルノ男優という事が判明。知りませんでしたが、「ブレント・コリガン」という、ゲイポルノ界ではかなり有名な男優らしいです。「Judas Kiss」では爽やかな役だったのに。ギャップ萌えですね。(主人公のダニーとザックはタイプじゃないのでスルー。)
(左端の子。正直あんまし存在感がなかったように思える。右端がダニー)

(実はこんな感じだった。)

で、例によってwikiってみましたが、若いのにすでに壮絶な人生を送ってます。
17歳にて、当時の彼氏にうまく乗せられたような形でゲイポルノデビュー、美少年俳優による非セーファー、飲〇、2対1等、革新的な企画もので爆発的な売上を誇りトップ男優となる。その後、年齢を詐称(当時は18歳としてデビュー)したことを暴露し、18歳以下のときの作品について回収騒ぎ。出版社のコブラ社から訴えられる。
しかし、2007年1月24日にコブラ社のオーナーが殺害される。コリガンも容疑者の一人として名前が浮上するものの、コブラ社のライバル会社プロデユーサーが逮捕される。このプロデューサーはコリガンを自社レーベルで出演させるために犯行に及んだとのこと。終身刑にて服役中。
現在、コブラ社が運営するコリガンのオフィシャルHPと、コリガンの運営するHPが存在し、コリガンはコブラ社のサイトを見ないよう呼びかけています。(コブラ社は別サイトにて無料で画像やらビデオやらをアップしている模様。和解したとあるが、まだ泥沼??)
彼は2008年以降、ポルノへの出演はなく、今後はメインストリーム(非ポルノ)とポルノ監督としてやっていくようです。
ポルノ人気男優からハリウッドスターへ。成功すればいいですね。

<Judas Kiss>
映画評価: ☆☆☆
萌え度: ☆☆☆
裸度: ☆☆☆
ポロリ度: -
(追記:まだ日本語版はないみたいなので、海外のAmazonサイトから購入する必要があります。)
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