
(追記:めでたく結婚しました。→X-menが同性婚。)
僕はX-menシリーズ(映画版)が大好きなわけですが、とうとうあるキャラクターが同性婚を果たすそうです。そもそも、X-menシリーズは「普通の人とは違ったミュータント」の葛藤も一つの重要なテーマなわけで、マイノリティであるLGBTとは共通項を有するといえます。
実際、映画版シリーズ1,2の監督ブライアン・シンガーはカミングアウトゲイであり、映画の中で「ミュータントが学校の先生をやってもいいのか?」が問題になるシーンは、当時イギリスにおいて同性愛促進を禁じたSection28のメタファーとなっているとのことです。ほかにも、キャラクターを「ミュータント」から「ゲイ」に置き換えても通じる問題提議的なシーンが多くあります。
ちなみに、敵ボスの「マグニート」を演じているイアン・マッケランもカミングアウトゲイでした。(記事書くまで知らなかった。。)
(この人。)

個人的には2011年に公開された『X-men First Generation』が僕的映画ランキングTOP10に入るくらいお勧めです。このLGBTと実は深くかかわっているX-men,そのうち、ノーススターを主役にした映画版公開しないかな。
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Gay X-Men Hero Gets Married in Upcoming Comic
Edge on the net, Mar 21 2012
(Source:http://www.edgeonthenet.com/news/international/news//131131/gay_x-men_hero_gets_married_in_upcoming_comic)
初のオープンリー・ゲイのスーパーヒーローが次号「驚くべきX-men」の刊で正式にボーイフレンドと結婚することが明らかとなった。
1979年に初登場した「ノーススター」は6月に発売される巻でボーイフレンドのカイルと結婚する。マーベルのスーパーヒーローの中で初めての同性婚であり、ついでに「ノーススター」が初めてカミングアウトしたのは1992年の事だったと報じた。
「ノース・スター」がコミックにおいて初めてのゲイキャラクターではない。LGBT権利団体とコミックブックファンは最近、初のオープンリー・ゲイキャラクターであるケビン・ケラーがパートナーであるアフリカン・アメリカンの心理セラピスト、「クレイ・ウォルカー」と結婚した「アーキーでの生活」1月号に対して賞賛を送った。
誰しもがこのゲイ・フレンドリーな巻を喜んでいるわけではない。極保守のカトリック組織である「American Family Association」と連携している「One Million Moms」はアーキーコミックを販売したトイザラスを批判している。組織のリーダーはおもちゃ屋に対して手紙を送付し、「子供たちは今、おもちゃ屋で同性婚にさらされている。おもちゃ屋へ出かけることは性的志向についての時期早尚な議論となり、それは完全に無用な事である。トイザラスは商品に対してより責任を持つべきである。」
アーキー・コミックの共同経営責任者であるジョン ゴールドウォーターは「One Million Moms」に対し、文書にて対応し、「会社はそれでもその巻を支持する」と述べた。
「私たちは『アーキーでの生活16巻』を支持する。以前述べたとおり、リバーデール(アーキーの架空の町)は安全で、誰しもが偏見を持たない歓迎すべき場所である。これはいつか現実になることが望まれるアメリカの理想の場所である。「「American Family Association」/「One Million Moms」が私たちの商品についてそんなに悲観的に感じることに残念に思う。しかし私たちが、自らの意見に寄って立つのと同様に、彼らはその意見について全ての権利を有する。ケビン・ケラーは永遠にリバーデールの一部であり、彼は幸せに、そして偏見、嫌悪、狭量の人々から自由な生活を送り続けるのだ。」
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