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キリスト教団体「ゲイの治療は無理だったわ。」

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(Alan Chambers by towleroad)


1973年に設立されて以来『ゲイの治療』を施してきた団体『Exodus International』の代表であるAlan Chambersが、「ゲイを治療することは不可能であり、セラピーは誤っていた、いや危険ですらある。」と宣言しました。

この団体が施す『ゲイの治療』は、ゲイからストレートにするためセラピーやカウンセリングを行うもので、医学的な治療は含まれないとのこと。

New York Timesが彼へのインタビューを掲載しています。
「彼が出会った脱ゲイした全ての人、彼自身も含む、が、いまだにホモセクシャルな欲望を心に抱いている。Mr. Chambersはゲイライフから離れて、結婚し2人の子供を授かったが、彼自身そうであるように、ゲイのクリスチャンは生涯にわたり精神的な苦闘に直面している。ゲイであることを認めることを恐れるべきではない。」

彼は「Exodusはもはやセラピーを実施することはできない、ホモセクシャルな行為をしていてもキリストに救われ、天国に行くことが出来ると信じている」と述べています。

しかしその一方で、「キリスト教上の他の罪、例えばヘテロセクシャル的な色欲、ポルノグラフィ、暴食などと同様に、聖書によればヘテロセクシャルや一夫一婦間の結婚から外れた如何なる性的表現も罪であり、私たちは同性に魅力を感じる人々に、他の罪を持つ誰にも求めないようなやり方でそれを克服するよう求めている。」と述べています。


さて、いかがでしょうか。ちょっとまわりくどい言い訳?をしているので回りくどい記事になっていますが、簡単に言うと、

・ゲイの治療は無理だったわ。
・神様は、ゲイでも救ってくれるよ。でも他の罪と同様、ゲイも罪だから克服してね。

という感じでしょうか。宗教と関係ない人間にとっては、ふーん、て感じですね。ゲイのキリスト教徒の人たちからすれば、キリスト教関係団体がゲイは治せないと降伏したのは一歩前進でしょうか。次は、罪、っていうくだりですかね。

(Source: Queerty, July 9 2012,
http://www.queerty.com/exodus-international-prez-alan-chambers-declares-theres-no-cure-for-homosexuality-20120709/)

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