オランダのLGBTコンサルティング会社『Out Now Consulting』が世界21か国、100,000万人以上のLGBTを対象に「職場におけるホモフォビア」の調査を実施しています。
→LGBT会社案内(2)Out Now Consulting
2012年度のデータは、7月5日にロンドンでワークショップが開催され、そこで多くの結果が報告されるようですが、今回はそれに先行していくつかの調査結果が発表されました。今回は特にアメリカとイギリスのデータ。
1. 職場でカミングアウトをしている

→アメリカ・イギリスでは約半数ものLGBTが職場でカミングアウトをしているんですね。
2. カミングアウトは昇進に悪い影響を及ぼす恐れがあると考えている

→70%近くの人がLGBTであることは特に昇進に影響はないと考えているんですね。
3. 12か月以内に、セクシャリティの関係で同僚からハラスメントを受けた

→どのようなハラスメントか、詳細が明らかになっていませんが、これをなくすことがこの調査の最終目標でしょうか。
今回は、小出しのデータで何とも言えませんが、発表され次第追加で報告します。
(日本の調査も行われるようですが、HPではまだ準備中のようです。)
(Source: Pink News, June 22 2012,
http://www.pinknews.co.uk/2012/06/22/study-one-in-six-uk-employees-harassed-over-perceived-sexuality-in-the-last-year/)
- 関連記事
-
- ウォールストリートジャーナルがLGBT向けビジネスについて報道。 (2012/07/10)
- Googleがゲイの恋を世界に輸出する。 (2012/07/07)
- マイクロソフトCEO及び創設者、同性婚実現のため10万ドルずつ寄付。 (2012/07/03)
- Facebookに『同性婚』のアイコンが登場。 (2012/07/03)
- 職場におけるLGBTマターの調査。 (2012/06/27)
- オレオのゲイ広告。 (2012/06/27)
- 商業主義的なゲイ・プライドへ抗議する『オキュプライド』 (2012/06/23)
- FACEBOOK本社をレインボーがハック。 (2012/06/22)
- ナイキがゲイプライドモデルを発表。 (2012/06/20)
スポンサーサイト

この記事のトラックバック URL
http://rainbowgrid.blog.fc2.com/tb.php/182-dac5c433