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アンチ・ゲイのキリスト教徒が1年間、ゲイのふりして暮らしてみた。

anti-gay christian


Timothy Kurek(26) はホモフォビック(同性愛嫌悪)のクリスチャンだが、「ゲイとして生きる」ことがどんなものか確かめるために、1年間ゲイのフリをしました。(写真中央。)

Kurekは「ゲイは罪である」と教える、敬けんなクリスチャンの家庭に育ちましたが、彼の友人が家族にカムアウトした後、生活が変わってしまったのを見てこのアイデアを思い付いたのだそうです。

「彼女(カムアした友人)は残酷にも勘当されてしまったんだ。彼女は全ての生活環境がガラリと変わってしまった。「I’m gay.」というたった2つの言葉で。」と彼は述べます。

この経験で彼は信条に疑問を持ち、家族や友人に「I’m gay.」とカムアする事にしたとのこと。

「家族はとても協力的だった。彼らは自分を愛と尊敬を持って対応してくれた。彼らがゲイの家族を持つことにどのように対処するか知っているとは思わないけど、僕らが囚われている宗教上の障害があるあるのはわかった。」

「カミングアウト」の後、彼は従来の友人とつるむのをやめ、ゲイバーやゲイフレンドリーなカフェ、本屋などで時間を過ごすようになり、その間に彼の経験を書き記しました。彼はこう述べています。

「本当のゲイがどのようものか理解することはできない。この本はゲイであることがどのようなものかについて書かれたものではない。だけど、『ゲイというラベル』がどのように生活に影響を与えるか、そしてどのように私の信条を変え、信念に挑戦したかがわかる。」


さて、いかがでしょう。「他人を理解するとき、その人の気持ちになってみる。」という事は、小学生でも習う基本中の基本事項ですが、先入観や偏見などが邪魔して、中々できないことでもあります。特にゲイのような、性に絡む問題の場合は、「気持ち悪い」等生理的な直感が絡みますし、記事にあるように宗教的な問題もあります。

その中で、経験なクリスチャンが行ったこの試みはなかなか興味深いように思われます。まだタイトルも決まっていないというこの本、ストレートにとっても「ゲイの生活ってどんなものか?」っていう怖いもの見たさ的な情報源になると思うし、ゲイにとっても「ストレートがゲイをどのように感じているのか」っていう相互理解に役立つのではないでしょうか。
もし出版されるのなら、是非読んでみたい気がします。

(しかし、バーで狙われたときとかどうしたんだろうか…..)

(Source: Edge on the Net, June 20 2012,
http://www.edgenewyork.com/entertainment/culture//134312/anti-gay_christian_writes_book_after_living_as_a_gay_man_for_a_year)

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