
『Adolescents of the U.S. National Longitudinal Lesbian Family Study: Male role models, gender role traits, and psychological adjustment』(アメリカにおける長期のレズビアン家庭の子供に関する研究・男性役割モデル、性差による役割の特徴及び精神的発達)という研究結果が報告されました。
1986年~1992年のときに子供を持った154のレズビアン家庭を調査対象とし、子供たちが10-17歳の時にインタビューやアンケートを、また親に対しては子供の行動についてのインタビューやチェックリストを実施。
結果、レズビアン家庭に育てられた子供は、社会力、学校/学問、総合力でかなり高い結果を示し、社会的な問題、規則違反、攻撃的な振る舞い、等の項目では同年代よりも著しく低い結果を出したとのこと。このことから、生まれたときからレズビアン家庭に育てられた青少年は、健康的な精神発達を示していると結論付けています。
また研究を主導したアムステルダム大学のHenny Bos博士は「精神の健全な発達のために同性の親や男性役割モデルが必要であるとする実験結果は何もない」とコメントしています。
さて、いかがでしょう。先日の報告を覆すような研究結果ですね。→ 『ゲイカップルによる子育ては悪影響』という研究報告に非難殺到。
結局は家庭の雰囲気、親の子への愛情という事でしょうか。
(『エディプス・コンプレックス』(男の子は母親を愛するがために、父親に対し敵対心を抱く心理)とかってこの場合どうなるんでしょうか…今回のような研究が多数なされることで、新たな発見、または今まで当然と思われていた心理学が覆るかもしれませんね。)
こちらも参照→http://rainbowgrid.blog.fc2.com/blog-entry-335.html
(Source: June 20, PEDIATRICS,
http://www.pediatricsdigest.mobi/content/126/1/28.short)
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