会計事務所Ernst&YoungのCEOが青少年団体におけるゲイの締出しを止めるように訴える。

世界最大の会計事務所/監査法人の１つであるErnst&Young(アーンスト＆ヤング)のグローバルCEOであり、ボーイスカウトの役員でもあるJames Turley氏が、ボーイスカウトのような青少年団体におけるゲイ禁止をやめるように訴えました。

先日、レズビアンカップルの子供が、親がレズビアンだという理由でボーイスカウトに参加できなかった事件に対してのコメントです。
(こちら参照→レズビアンの女性、子供4人を連れて感動のスピーチ。 )

彼は以下のように発言しています。

「Ernst&YoungはLGBTの参画をとても誇りに思っている。CEOとして、多様性のある文化が最良の結果をもたらし、それが私たちにとって正しいことであり、組織をより良くすることを理解している。自らの経験から、多様な環境が私たちの社会にとって重要であり、私自身がこの問題のリーダーであることに誇りを持っている。私はボーイスカウトの意義のある仕事をサポートするが、そのメンバーシップ方針は私が支持できないものである。私が主体となってErnst&Youngを多様性ある組織にしたように、ボーイスカウトでも積極的に対話し、進展させていきたい。」

さていかがでしょうか。アーンスト&ヤングのようなグローバル企業のトップが『多様性ある文化』の価値を理解している意義は大きいですね。このようなリーダーが、保守的な組織を変革していくことを期待しましょう。

(Source: Queerty June 13 2012,
http://www.queerty.com/ernst-young-ceoboy-scout-board-member-calls-for-end-on-gay-ban-20120613/)