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ペンギンのゲイカップルによる子育て。

penguin.jpg


2匹のオスペンギン、IncaとRayasは6年前にマドリッドのFaunia Parkで出会って以来、引き離せないカップルとなりました。

彼らは若いペンギンを育てるために、毎年巣を作りました。

そこで動物園の飼育係は、彼らが両親となるよう巣へ卵をやりました。

Incaは一日中卵を温めるなど、明らかに母親の役割を担う一方で、Rayasはより父親としてふるまいました。


さて、心温まるニュースでした。同性のペンギンによる子育てはこれが初めてではないそうです。というより、このような同性カップルによる子育ては広く自然界に存在しており、至極「自然」な行為です。

人間のゲイカップルによる子育てを「不自然」だと主張する人もいますが、何を持ってそう主張するのでしょうか?結局、「同性による子育て」という行為が、現在の社会システムから逸脱しているためなのでしょうが、生物界で「自然」な行為である以上、何かしら意味があって生態系がそういうシステムを構築しているはずです。

今のところ人間の作りだした社会システムで「完全」なものは存在しておらず(古代から現在まで続いている社会システムはないですよね)、現行の「資本主義」と「民主主義」からなるシステムもほころび始めています(富の偏在や貧困、セーフティネットとしての社会福祉の破たん等)。

ここはひとつ、「自然」から学んでみるべきだと思いませんか。

(source: Pink News, May 23 2012
http://www.pinknews.co.uk/2012/05/23/gay-penguin-couple-given-their-own-egg-to-rear/)

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