
5月17日は、「国際反ホモフォビアの日(International Day Against Homophobia and Transphobia, IDAHO)」です。
Wikiによると、「1990年に世界保健機関が同性愛を国際疾病分類から除外したことを記念して」2005年から始まり、この日は世界各地でイベント等が開催されるそうです。
例えば、国連事務総長の藩基文のスポークスマンは彼の発言として以下を発表しました。
「’We are all human and we all deserve the same rights.’ (私たちはみな同じ人間であり、同じ権利を有するべきだ。)」
さらにスポークスマンによると、「藩氏はLGBTの人々が労働市場や学校、ヘルスケアの現場、さらには家族の間でさえ差別されているという事実に落胆しており、彼らが物理的な攻撃、時には殺人にさえ晒されていることに憤っている」とのこと。「現在76の国で同性同士が愛することを犯罪化している法律を撤回すべき」と要求しているようです。
今年に入ってからもチリの男性がホモフォビアで殺されたり、最近でもイランで男性4人が同性愛行為のため死刑判決を受た等、世界ではまだまだホモフォビアが蔓延しています。
日本ではどうでしょう。直接的物理的なホモフォビア行為はあまりないものの、例えばマスコミではわかりやすいオカマさんキャラでしか売れない、ゲイがゲイとして堂々と活躍できないというのはやはりホモフォビア的な空気があるからではないでしょうか。表になかなか出てこない分、対処のしようもない状況とも言えます。
来年のこの日は、よりLGBTを取り巻く状況が改善されているといいですね。
Official HP→International Day Against Homophobia and Transphobia
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