RAINBOW INFO

先月こちらでお知らせしましたが、認可される見通しとなりました。
→カリフォルニア州でHIV予防薬の治験。

米食品医薬品局(ＦＤＡ)の諮問委員会は19対3で、HIV治療薬(AIDSの発症を抑える)「Truvada」(ツルバダ)をHIV予防薬として認可すべきとFDAに勧告することを決定しました。

通常FDAは諮問委員会の勧告を採用するので、来月より「Truvada」は初のHIV予防薬となる見込みです。

感染危険下にあるような人が毎日予防薬を摂取するのか、耐性ウィルスはできてしまわないかなど議論されていましたが、他のHIV感染予防の努力、例えばコンドームの奨励、定期的な検査等に加えて、1つの選択肢として「Truvada」を加えるべきとの決定のようです。

しかし専門家によれば「何が起ころうとも、コンドームが最も安価で簡単でそして効果的な予防方法だ。そしてもしあなたが感染していないか心配しているなら、すぐに検査をして健康に配慮すべきだ。」と述べています。


100％の予防効果があるとは言えないこと、毎日飲み続けるのか疑問なこと、コスト面、など予防薬として？？な部分は未だたくさんあると思いますが、それでもHIV予防薬の出現は画期的なことだと思います。今後も研究が進み、さらに有効なワクチンが開発されることを期待したいですね。

(Source: Pink News, May 11, 2012)
http://www.pinknews.co.uk/2012/05/11/us-advisory-panel-recommends-truvada-drug-be-marketed-for-hiv-prevention/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+Pinknews+%28Pink+News%29

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